2013 11/15 フランス × ウクライナ 欧州予選 ハイライト プレーオフ 第1戦 W杯 2014

2014年ブラジル大会

2013 11/15 フランス × ウクライナ 欧州予選 プレーオフ 第1戦 W杯 2014

2014年W杯欧州予選プレーオフ第1戦 ウクライナ2―0フランス(15日・キエフ、オリンピック・スタジアム) 欧州予選のプレーオフ第1戦が各地で行われ、ポルトガルはC・ロナウド(28)=Rマドリード=が後半37分にダイビングヘッドを決め、1―0で先勝。スウェーデンFWズラタン・イブラヒモビッチ(32)=パリSG=とのトップ・ストライカー対決を制した。強豪フランスはアウェーでウクライナに0―2で敗れ、5大会ぶり予選落ちの可能性が出てきた。第2戦は19日に行われる。

 20年ぶりの悪夢再現か。98年W杯で地元優勝したフランスが、あと一歩でブラジルへの道が閉ざされる危機に陥った。15年前に主将としてトロフィーを掲げたデシャン監督(45)は「ショックを受けた。明らかに悪い結果。(予選突破を)信じることが必要だが、突破に向けて優位に立っているのはウクライナだ」と血の気の引いた顔で現状を認めるしかなかった。

 プレミアリーグ5得点と絶好調でアーセナルの首位躍進に貢献しているFWジルーを先発起用。しかし、MFリベリとともに相手のタイトなマークに苦しみ、なかなか好機をつくれない。序盤からゴールを脅かされ、後半16分、ワンタッチパスで相手FWゾズリャにゴール前へ割って入られ、交錯したDFドゥビュシーが倒れた隙に失点。後半37分に追加点のPKを与えるファウルを犯したDFコシェルニーは、同ロスタイムにイライラが爆発。プレーに関係ないところで相手DFクチェルともみ合って一発退場。ホームでの第2戦(20日)出場停止と、最悪のおまけまでついた。

 1993年11月17日。94年米国W杯予選の最終戦で終了間際に失点し、ブルガリアに1―2と負けて敗退。「パリの悲劇」と語り継がれた試合以来の窮地に追い込まれた。選手としてその屈辱を味わったデシャン監督は「先制点で相手を勢いづかせ、PKを与えるミスもした。逆転できるかは自分たちにかかっている」と厳しい表情だった。

 先月にはDFエブラが、プレーぶりを批判した代表OBのリザラズ氏らと衝突し、同協会で事情聴取を受ける騒動が起きた。1次リーグで敗退した前回の10年南アフリカW杯では、ドメネク監督と選手の分裂騒動が要因だった。指揮官は「まだホームでの90分がある」と逆転でのW杯切符獲得へ、選手に団結を呼びかけた。
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最終更新:11月17日(日)12時42分

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