サッカー日本代表監督 バヒド ハリルホジッチ

1982年スペイン大会

日本サッカー協会の霜田正浩強化担当技術委員長は5日、アルジェリア代表監督を務めたバヒド・ハリルホジッチ氏(62)を次期日本代表監督として12日の理事会に推薦すると明らかにした。理事会の承認を受け、正式契約する。 

 交渉役を務めた霜田委員長は4日、フランスから帰国し「まだ何もしゃべれない」と語ったが、いつごろ話せるようになるかとの問いには「そろそろ」と発表が近いことをうかがわせていた。

 ハリルホジッチ氏はイビチャ・オシム元日本代表監督と同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身。アルジェリアを同国初のW杯1次リーグ突破に導き、決勝トーナメント1回戦では優勝国ドイツと延長にもつれる接戦を演じた。フランスなどで多くのクラブを指揮し、コートジボワール代表も率いた。現役時代には旧ユーゴスラビア代表として1982年W杯に出場している。昨夏のW杯ブラジル大会でアルジェリア代表を16強に導いた実績を持つ。

 ◆バヒド・ハリルホジッチ氏 1952年10月15日、旧ユーゴスラビアのヤブラニツァ(現ボスニア・ヘルツェゴビナ領)生まれの62歳。現役時代はFWで、ナントでは82〜83、84〜85年にフランスリーグ得点王。旧ユーゴスラビア代表では82年W杯スペイン大会出場など15試合8得点。87年に引退。ユーゴ内戦を機にフランスへ移住して指導者の道に入り、ラジャ・カサブランカ(モロッコ)を率いて97年アフリカCL優勝。リールでは1部昇格初年度の00〜01年に3位に入り、年間最優秀監督。代表チームではコートジボワールを10年W杯南アフリカ大会出場に導きながら、同年のアフリカ選手権準々決勝敗退で解任。11年からアルジェリア監督を務め、14年W杯ブラジル大会16強。
引用元 スポニチ

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