岡田監督「日本人の魂を持って戦ってくれた」 代表帰国

2010年南アフリカ大会

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でベスト16入りした日本代表チームが1日、関西空港着の航空機で帰国した。海外開催のW杯で初めて決勝トーナメントに進出した選手たちを出迎えようと、空港ロビーには約4200人のファンが詰めかけ、岡田武史監督(53)らに「お疲れさま」と声をかけていた。
 記者会見には、岡田監督のほか、本田圭佑選手(CSKAモスクワ)ら大会登録メンバー22人が出席。岡田監督は「予定よりも少し早い帰国になって残念。日本人の代表として、脈々と続いてきた日本人の魂を持って戦ってくれた」と選手たちをたたえた。代表監督続投については「これから4年やるエネルギーはとてもじゃないけどない」と改めて否定した。
 田中マルクス闘莉王選手(名古屋)は病気の父親を見舞うためブラジルに向かい欠席した。
 日本は1次リーグ初戦のカメルーン戦で海外開催のW杯初勝利を挙げると、オランダ戦は敗れたものの、リーグ最終戦のデンマーク戦に3―1で勝利し、決勝トーナメントへ進出。同1回戦のパラグアイ戦はPK戦の末に敗退した。

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