✅ サッカーの１９８２年スペインＷ杯の得点王で、イタリア代表の優勝に貢献したパオロ・ロッシさんが死去した。６４歳だった。ロッシさんが７６年から３シーズン所属したイタリア２部（セリエＢ）のビチェンツァ

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✍ パオロ・ロッシさん死去　ビチェンツァ時代の同僚が悼む「イタリアの誇り。素朴で、純真な、慎みのある人間」 2020年12月10日 22時17分スポーツ報知 # サッカー# 海外サッカー 　サッカーの１９８２年スペインＷ杯の得点王で、イタリア代表の優勝に貢献したパオロ・ロッシさんが死去した。６４歳だった。ロッシさんが７６年から３シーズン所属したイタリア２部（セリエＢ）のビチェンツァでともにプレーした元チームメイトのフランコ・チェリッリさんが、イタリア在住のスポーツ報知・倉石千種通信員の電話取材に応じ、母国の英雄を悼んだ。 　ロッシさんはビチェンツァで７６―７７年にセリエＢで２１ゴールを挙げて得点王となり、セリエＡ昇格に貢献。７７―７８年にはセリエＡで２４得点を決めて得点王に輝いた。当時のチームメートだったチェリッリさんは、故人の飾らない人柄を振り返った。 　「パオロとは４４年以上の付き合いになる。１９７６年には３年間ビチェンツァで一緒にプレーした。サッカー選手である前に、素晴らしい人柄だった。僕にとっては兄弟以上に大切な人だった。バロンドール獲得、Ｗ杯優勝の英雄、ユベントスではセリエＡやカップ戦の優勝など輝かしい栄光をつかんだスターだけど、スターであることを感じさせないような謙虚さがあった。気さくな人だった。パオロの死のニュースは、大きなショックだった。テレビでパオロの映像を見ると、１９８２年の僕たちのイタリアのサッカーを思い出し、パオロは、イタリアの誇りだったことを思った。素朴で、純真な、慎みのある人間だった。引退後、僕たちは４０歳以上が集まり、多くのチャリティーマッチを行い、パオロも参加した。単に協力的であっただけでなく、彼の笑顔がその場を温かくした。オーストラリアからモルディブまで各地に行って、みんなに愛されていた。僕は彼の微笑みを忘れない。僕の心に彼のあの素朴な微笑みが永遠に残っているよ」 …
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