★Time Machine – NHK 『スポーツ中継』 OP + (July.1982)

1982年スペイン大会

大変懐かしい、NHKによる『’82 ワールドカップ・サッカー(España ’82)』衛星中継の様子。(冒頭は、決勝戦直後の賜杯授与セレモニー。実況は羽佐間正雄アナだろうか?) Skip: ① 0:00 ② 1:55 ③ 2:40

①0:00 決勝戦直後~W杯授与セレモニー
第二次世界大戦前の1938年フランス大会以来、44年振りに優勝したイタリア。 1982年当時のイタリア代表は場当り的な試合も多く、堅守→速攻意外には明確な特徴がなく、イタリア人サポーターの”願望的予想”意外は決して下馬評が高い訳ではなく、”古豪の一つ”と云う位置付けだった。
そんな”期待薄”の中での優勝…しかも、二次リーグから決勝までの4試合のうちの3試合の対戦相手がW杯優勝経験国で、大会前の下馬評の最も高かった国々(前回大会優勝にDマラドーナやRディアスといったユースチャンピオン組が加わったアルゼンチン、’80年欧州選手権覇者の西ドイツ、そして、大会最高のチーム=ブラジル)を撃破と云う圧巻の優勝は、イタリア国民を狂喜乱舞させた。(日本で云えば、1985年の阪神の優勝フィーバーの様な、当に”サプライズ”的な優勝騒ぎだった。)
 
この優勝により、プラティ二、ボニェクと云った大会の華が挙ってリーグへ移籍して来た「セリエA」は、一気に世界のトップリーグに踊り出た。 1980年初頭の欧州は、’80欧州選手権を制覇したドイツのブンデスリーガの方が評価は高く、ほかの英国プレミアリーグやスペインリーグ等は、代表チームの長期低迷により”内弁慶”的なイメージだった様に思う。

②2:40 ItaliaーArgentina - Kickoff –
 実況:水野節彦 解説:岡野俊一郎
’82年大会二次リーグ… もはや伝説となったイタリアの快進撃は、この試合(対アルゼンチン戦)から始まった。前回大会の優勝国=アルゼンチンを破り、大会最強のブラジルを倒し、一気に優勝候補筆頭に躍り出た。(欲を言えば、大会もう1つの華=フランスとの決勝が観たかった。)

後記:
国内に特設スタジオを設けて、”解説”と称して素人の女性タレントやアシスタントを同席させて、試合前・中・後に中継をブチ切る無神経(慇懃無礼?)な放送スタイルになったのはいつからだろうか? (民放であれば、これにあからザマな”番宣”が入る)これでは折角の臨場感が台無しで、試合後の余韻も残らず”興冷め”だ。

それに比べて、ダイレクトに衛星中継をつなぐだけの昔のスタイルは本当に良かった!

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