ワールドカップ史上唯一の“1試合5得点”。ロシア代表FWがアメリカで残した伝説【W杯】

1994年アメリカ大会

FIFAワールドカップ本大会での「1試合5得点」という大会史上唯一の快挙を成し遂げた元ロシア代表のオレグ・サレンコ氏。ワールドカップ公式ツイッターアカウントではそのサレンコ氏が25日に51歳の誕生日を迎えたことを記念し、当時を振り返る動画を投稿している。 【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで! いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】  サレンコ氏は24歳だった1994年にロシア代表としてアメリカワールドカップに出場。グループリーグ第2節のスウェーデン戦で1得点を挙げたのに続いて、最終節のカメルーン戦では5ゴールを叩き出してチームを6-1の勝利に導いた。  計6得点を挙げたサレンコ氏は、ブルガリア代表の躍進を牽引したフリスト・ストイチコフ氏と並んでこの大会の得点王に輝いた。1試合5得点という記録はその後も破られていないが、“偉業”というよりは、“一発屋”という形で語り継がれてしまっている部分は否めないだろう。  5得点という活躍も、結局のところ個人の栄誉以外には何も生み出さなかった。最終節を迎える前に2連敗を喫していたロシアは、カメルーンに大勝しながらもグループステージ敗退で大会を終えることになった。  また、サレンコ氏自身も残念ながらこの大会での爆発を除けば目立った実績を残すことはできなかったと言わざるを得ない。大会終了後にはバレンシアへ移籍したが、1年後にはリーガを去り、その後は負傷などもあってトップレベルでは活躍できず。ロシア代表でも5得点を挙げたカメルーン戦が最後の試合となり、この大会での計6得点が代表キャリアでの総得点となった。 【次ページ】【動画】W杯史上唯一の“偉業”あるいは“珍事”!? 1994年大会、ロシアFWの1試合5得点

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