みなさんこんにちはShiroyuki VLOGです。
前回の動画では、サッカーWカップ2006準決勝でイタリアがドイツに勝った後、ミラノ市民が大騒ぎした様子をお伝えしました。
今日はその5日後、2006年7月9日、ワールドカップ決勝イタリアVSフランス戦、イタリアが勝って優勝した直後の様子をお伝えします。
私はこの時、住んでいたミラノではなくて、旅行でシチリア、リパリ島に居ました。人口9000人、世界遺産の小さな島です。リパリ島で見た優勝後の様子をお伝えします。
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決勝戦当日、シチリアの東、メッシーナから船に乗り1時間半、世界遺産のリパリ島に到着しました。
海がとてもきれいな島です。住民たちは試合前から港に集まりそわそわしていました。
20時キックオフ！イタリアVSフランス決勝戦が始まりました。
簡単に決勝までの流れを説明します。
イタリアはこの大会で、グループEを難なく1位通過し、ベスト16ではオーストラリア、そして準々決勝ではウクライナに勝利し、準決勝に開催国ドイツを下して決勝進出を決めました。イタリアは準決勝のドイツ以外は強敵には当たらず余力を残して決勝戦を迎えることができました。
一方フランスは前評判は悪く、予選ではスイスに次いでなんとか2位通過、ベスト16では強豪スペインに勝ち、準々決勝では最強ブラジルになんとか勝ちました。そして準決勝ではポルトガルに勝ち決勝進出、全て強敵だったので、チーム全体かなり消耗していたという感じでした。しかし一方、強敵を1つずつ下して成長してきているともいわれていました。
そして決勝戦、隣国のライバル同士イタリアVSフランスということで試合前からかなり盛り上がっていました。
試合は前半7分、ジダンがPKを決めて1点先制しました。そして前半19分マテラッツィが同点ゴールを決めます。
〇1点目、同点弾、シチリア、リパリ島民の様子！
〇1：1で延長戦の後半、歴史に残る事件が発生します！
マテラッツィにののしられたジダンが頭突きをしたのです。
ジダンはレッドカードで1発退場。
ジダンがいなくなったフランスは勢いを失います。
〇120分でも決まらずPK戦へ
PK戦となりましたが、頼りになるジダンはもうそこには居ません。
2人目のトレゲゼが外してしまいます。
一方イタリアは冷静に5人全員が決めました。
司令塔ピルロが1点目を確実に入れます。
マテラッツィ
デ・ロッシ
デル・ピエロ
グロッソ
5人全て決めて優勝です！
この後はとにかく大騒ぎ！うれしさが抑えきれないリパリ島民の様子をじっくりご覧ください。
大勢の人たちが海に飛び込みました。
さらに0時なのに、楽器の演奏のパレードが始まっちゃいました！
そして0時半、原チャリで国旗を振ってパレード！
みんな一生に一度あるかないかのことなので大喜びです
この後歩いていると、日本人はほかに居ませんから、かなりいじられました。
ウォッカの一気飲みを3回くらいさせられましたね・・・
でも私も本当にうれしかったです。
イタリア、ミラノに転勤して1年、住んでいる国がWカップ優勝なんてそうあることではないので最高の思い出となりました。
〇おまけ
次の年の3月、フランス、ニースのカーニバルの様子です。
頭突きするジダンが巨大な山車となって大人気となっていました。
フランス人には辛く悔しい出来事でしたが、ジダンは今でもヒーローということでしょう。
以上、あの時のイタリア代表はめっちゃ強かったなあ！また強いアッズーリ復活してくれ！ということで、ご視聴ありがとうございました！
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