【サッカーワールドカップ】長友ワールドカップ優勝へ!自信満々「オレを止めてみろ」 香川も”証言”「佑都は自信にあふれている」

2014年ブラジル大会

大久保嘉人『情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生』
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 「日本代表・W杯直前合宿」(30日、米フロリダ州・クリアウオーター)

 サッカーのW杯ブラジル大会に向け、直前合宿を開始した日本代表は30日、冒頭15分間だけを公開して約2時間の初練習を行い、ボールを使った実戦形式のメニューなどをこなした。練習直前に激しい雷雨があったが、開始時刻には上がった。開幕を直前に控え、優勝を目指すと公言しているDF長友佑都(27)=インテル・ミラノ=は、守備で貢献した前回大会とは逆に、攻撃面で力を発揮することを誓った。

 くっきりとした青空に浮かぶ、大きな入道雲。照りつける太陽光はどこまでも力強い。気温30度を超える絶好の”暑熱対策日和”。顔に大粒の汗をしたたらせた長友の眼光は、どこまでも鋭かった。

 普段は日本やブラジルに比べて湿気の少ない欧州を主戦場とする長友。高温多湿な環境への短期間での順応は難しいが「そこはメンタル次第。暑くて湿気があった方が、相手がバテるから、僕にとっては有利。最悪の環境の方が僕にとってはいい」。その表情には自信がにじみ出る。

 自信があるのは、順応力だけではない。エースキラーとして岡田ジャパンの16強入りに貢献した4年前からの自身の成長について「4年前の僕は、守備で相手を止めると意識していた。けど、今は相手が僕を止めないといけない。これは過信ではないんです」と語る表情は真剣そのもの。FW香川も「佑都は自信にあふれている。歩き方や、ファウルを取ってもらえなかった時の動きとか」と”証言”。キプロス戦でも存在感は際立っていた。

 屈強な体幹と、高い身体能力でセリエAまで上り詰めた長友だがそれだけでは通用しないことを痛感したという。だが、それが進化のきっかけになった。一対一の仕掛けや、左足のクロスなど苦手にしていた点を徹底的に磨き、開花を確信した。「才能は自分の中にたくさん眠っている。27歳の今が技術的に一番成長してる。人間の才能は限界がない」

 今では、自分の体と会話しながら練習するという。「(うまくなるために)細かな筋肉、細胞、神経…。そういう細かな部分と会話していく状況。全く違いますよ、前と比べたら」。スケールアップした長友が、日本をけん引する。

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