デメトリオ・アルベルティーニ

2002年日本・韓国共同開催

デメトリオ・アルベルティーニ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=94367 / CC BY SA 3.0

#イタリアのサッカー選手
#サッカーイタリア代表選手
#ACミランの選手
#FCバルセロナの選手
#アタランタBCの選手
#アトレティコ・マドリードの選手
#カルチョ・パドヴァの選手
#SSラツィオの選手
#FIFAワールドカップイタリア代表選手
#1994_FIFAワールドカップ出場選手
デメトリオ・アルベルティーニ

デメトリオ・アルベルティーニ(Demetrio Albertini, 1971年8月23日-)はイタリア・ロンバルディア州出身の元同国代表サッカー選手。ポジションはMF(レジスタ)。1990年代のACミランとイタリア代表のレギュラーを務め、セリエA制覇と2度のUEFAチャンピオンズリーグなど、多くのタイトルを獲得した。また、キャリア終盤にはスペインのFCバルセロナに移籍し、最終シーズンにはリーガ・エスパニョーラを制覇した。

イタリア代表では、FIFAワールドカップとUEFA欧州選手権にそれぞれ2度出場し、共に1度決勝に進出した。2005年12月引退し、2006年7月にイタリアサッカー連盟(FIGC)副会長に就任した。

モンツァ・エ・ブリアンツァ県のベザーナ・イン・ブリアンツァで生まれ、10歳でイタリアのACミランの入団テストに合格。1989年1月15日のホームのコモ戦で、わずか17歳でセリエAデビューを果たした。しかしその後は出場機会に恵まれず、1990年からセリエBのパドヴァにレンタルで移籍した。パドヴァでは28試合に出場して5得点を挙げ、最も有望な若手イタリア人選手に送られるディアドラ賞を獲得した。その活躍が認められて翌シーズンにミランに復帰すると、その年から中盤のレギュラーの地位を確立した。
アルベルティーニはミランで、1992年からの3連覇を含むセリエAを5度、公式戦出場406試合(セリエA293試合、コッパ・イタリア46試合、ヨーロッパ・カップ戦67試合)28得点(セリエA21得点、コパ・イタリア2得点、UEFAチャンピオンズリーグ5得点)の記録を残し、イタリア・スーパーカップを3度、UEFAチャンピオンズリーグとUEFAスーパーカップをそれぞれ1度ずつ獲得している。ミランでの406試合出場は歴代8位の記録である。

2002年からは、スペインの強豪アトレティコ・マドリードに移籍し、28試合に出場して2得点を挙げた。しかし1年後の2003年、ジュゼッペ・パンカロがミランへ去った母国イタリアのSSラツィオに移籍した。このシーズン、アルベルティーニは28試合に出場して2得点を挙げ、ラツィオのコッパ・イタリアでの優勝に貢献した。2004年からはアタランタBCに移籍し14試合に出場した後、2005年、元チームメイトのフランク・ライカールトが指揮するスペインの名門FCバルセロナに移籍し、5試合に出場した後に引退した。

代表では、サッカーイタリア代表として1991年12月21日にイタリアのフォッジャで行われたキプロス戦でデビューし、2-1で勝利を飾った。その後、2002年まで歴代8位の79試合に出場して3得点を挙げた他、6試合でキャプテンを務めた。1992年にはUEFA U-21欧州選手権1992とバルセロナオリンピックにそれぞれ出場し、U-21欧州選手権ではチームの優勝に貢献した。1994年と1998年のワールドカップ、1996年と2000年のUEFA欧州選手権に出場した。2002年のワールドカップにも出場する予定だったが、直前にイギリスのリーズで行われたイングランドとの親善試合で負傷したため、出場できなかった。

1994年、アルベルティーニは初のメジャー大会となる1994 FIFAワールドカップに出場した。彼はロベルト・ドナドーニやディノ・バッジョらと共に「エンジン・ルーム」と呼ばれる強固な中盤を形成し、グループリーグ第3戦のメキシコ戦ではマッサーロの決勝ゴールをアシストし、チームのグループリーグ敗退の危機を救った。また、準決勝のブルガリア戦では、ロベルト・バッジョの決勝ゴールをアシストし、チームを決勝に導いた。決勝のブラジル戦では、バランスのとれたプレーでブラジルを無得点に抑えたが、PK戦の末に敗れた。

1996年に出場したUEFA EURO ’96では、イタリア代表は準世界チャンピオンとしてドイツと共に本命視され、アルベルティーニは背番号10番を付けていた。しかし、初戦のロシア戦には勝利したものの、2戦目のチェコとの試合で敗れると、3戦目のドイツ戦で引き分けたため、グループリーグ敗退が決まった。アルベルティーニ自身も良いプ…

コメント

タイトルとURLをコピーしました